夫の強迫性障害と向き合ってきた中で、妻としての葛藤と当時の気持ちを綴ります
夫が自身で「少しおかしいな」と感じ始めたのは、20代半ばのころ。
一人暮らしをしていた頃から、何度も手を洗ったり、繰り返しシャワーを浴びたりと、潔癖気味な行動が目立つようになりました。仕事でも確認作業を何度も繰り返さないと安心できず、自分でも止められない状況に――。病院を受診したところ、「強迫性障害」と診断されたそうです。
実は友人時代、彼の家に遊びに行ったとき、部屋のいたる所に芳香剤が並んでいて「なんでこんなに?」と思ったことがありました。あの時の“違和感”が、今思えば強迫行為の一部だったのかもしれません。
「真面目じゃないのに几帳面」な性格が関係?
夫は本来おちゃらけた性格で、真面目一辺倒ではありません。
でも、自分で決めたことや興味のあることに対しては驚くほどストイック。ルーティンを崩すことを極端に嫌い、そのためなら遊びも断るほど徹底していました。
主治医の話では、こうした「こだわりの強さ」や「完璧主義的な一面」が、強迫行為を引き寄せやすい傾向につながるのだそうです。
仕事でもおそらく「やるべきこと」を一人で抱え込み、気づかないうちに心がいっぱいになってしまっていたのでしょう。
妻としての葛藤と支え方
妻が急な予定を入れたりすると、夫が混乱したり不安定になることもありました。
「そこまでルールを守らなくてもいいのに」と感じていましたが、夫にとっては逆でした。
「やらないことが逆にストレスだから」と言うのです。
どう接したらいいのか分からず、本当に悩みました。
最終的にたどり着いたのは、「夫のペースを乱さない」「口出しせずに見守る」こと。焦る気持ちはあっても、こちらが介入するとかえってパニックになってしまう。夫の心が落ち着いた時を見計らって、穏やかに話すようにしました。
ただ、「妻は今の生活に困っていない」と思われないように、タイミングを見てきちんと不満も伝えるようにしていました。
妻は女神じゃない。(笑)
支える側だって、正直つらい時がありますからね😟
少しずつ見えた変化と、諦めない気持ち
不満を伝えても、夫はルーティンがうまく回っていれば意外と平気。それでも時間をかけて少しずつ「妻の気持ちに答えたい」と思ってくれるようになりました。
時には「なんで俺ばっかり」と落ち込むこともありました。
そんな夜は、2人で布団の中で遅くまで話します。
「よそはよそ、うちはうち」
「今できることをコツコツやろう」
そう言いながら、翌朝には笑顔で「おはよう!」が言えるようになっていました。
夫に「精神論はやめて」と言われることもありますが、私にとって「諦めない気持ち」こそがいちばん大事。
ゆっくりでもいい、一歩ずつ、夫婦でこの病と向き合いながら歩んでいけたらときっと今よりいい方向に進んでいけるのではないかと思います😊
あくまで我が家の場合ですが、無理に変えようとせず、寄り添うことが少しずつ夫の心の安心につながったように感じています。
焦らず、少しずつ穏やかな日常に近づいていけたら――それが一番の“我が家の夫婦のかたち”だとお互いが思っています
同じように悩んでいる方にとって、少しでも気持ちが軽くなるきっかけになれば嬉しいです.。.:*


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