はじめ
結婚した頃の妻は、
「普通の夫婦」になるのがあたり前だと思っていました。
休日には旅行へ行って、 好きな音楽を流して、 何気ない毎日を過ごす。
仕事は夫が、私は家庭を支える。
そんな生活を思い描いていました。
でも実際は、思っていた結婚生活とは大きく違いました。
今日は、強迫性障害の夫と結婚して10年。
今だから思う我が家の「普通」について書こうと思います。
思い描いていた「普通」
夫は結婚前はよく、サーフィンをしにハワイに行っていたんです。
そんな話を聞いていたので、勝手に
「結婚したらきっと、海外トリップもいっぱい行ける!行ったことのない所に行けるんだ✨️」
なんて(笑)思っていました。
仕事も少しセーブして、夫を支えるような生活になるのかな。…とか。 普通に考えていたんです。
現実とのギャップ
結婚してからの10年は、思い描いていた「普通」とは全く違ったんです😅
今までは、なんとなく自分で思い描いた人生を過ごしてきた妻でしたが、ここまで思い通りにならない事に遭遇するとは思ってなかったんです。
海外旅行は新婚旅行でオーストラリアに行ったのが最後…
そこからは、国内旅行も難しくなってしまいました。
結婚当初、友達にマウイ島へ誘われたことがありました。
当時は夫のことも気がかりで断ってしまいましたが、今思えば行っておけば良かったな、 と少し思うこともあります😊

少しずつ変わったのは「普通」の意味だった
そんな、妻の中での今までの「普通」はこの10年間で少しずつ変わっていった気がするんです。
夫と生活する中で、当たり前の日常がどれだけ大切なものなのかに気づくことができました。
結婚当初、夫は、当たり前のことをこなすのがとても難しい時期が、長くありました。
最初は、もどかしく、イライラしたり悲しくなってしまったりと感情の不安定さが多くありましたが、少しずつ少しずつ…
小さな出来ることを増やしていく中で、夫も妻も一緒に穏やかな気持ちで成長出来るようになっていました。
昨日できなかったことが今日はできた。
一緒に買い物へ行けた。
スーパーを最後まで回れた。
そんな小さな出来事が、我が家ではお祝いのような出来事でした(笑)
それを一緒に喜んで、また新しくできることを少しずつ増やしていく。
何よりも、この10年を過ごしてこられたのは、妻だけの頑張りなんかじゃありません。
夫の優しさと、少しずつ前へ進もうとする姿があったからだと思うんです。
だからこそ、「今日は少し買い物に行ってみようか☺️」
そんな何気ない一日が、少しずつ我が家の「普通」になっていきました。
我が家の「普通」
・一緒にドラマを見る時間
・夫が料理をしてくれる日
・リビングで汗かきながらストレッチやトレーニングに励む夫
・ソファでぐでたまる妻
・妻を付け回すお猫さん
・見切り品のお刺身を豪快に食べる(笑)
・毎日一番乗りのお風呂を妻が入る!w
・今日のサーフィンを報告してくれる夫
・夫婦の会話の真ん中にはいつもお猫さんがいる
・「今日は調子いいね」と笑えた日
「普通」は夫婦で作るものだった
10年かけて気づけた事は、誰かと比べる必要はない。
「普通」の基準は、人それぞれ違うんですよね。
華やかな周りの人たち、SNSの情報とも違う。
思い描いていた生活とも全然違う。
思い通りにならないこともいっぱいある。
でも、今の私たちには、10年前には想像できなかった穏やかな時間があります。
強迫性障害の、夫と暮らしてきたからこそ気が付くことができた。
当たり前が当たり前でないこと。
毎日がとても大切な1日。
家族全員が健康でいること。
余裕がなくなる時に、この「普通」をないがしろにしてしまう日もあります。
でも夫婦、どちらかが見失った時に、どちらか一方が軌道修正をしていく。
そんな夫婦の我が家の「普通」をようやく作れた気がするんです。
まとめ
強迫性障害と結婚して変わったのは、出来ること。だけではなかったんだと思います。
我が家の「普通」の意味だったのかもしれません。
夫と結婚して、思い描いていた「普通」と違う毎日に戸惑い、悲しくなった時期もありました。
でも、今は夫と結婚したことで得た我が家の「普通」が妻を大きく成長させてくれたと思えるのです。
これからも「我が家は我が家✨」を合言葉に、誰かと同じ普通じゃなくてもいいと思える毎日を、お互いを尊重しながら積み重ねていきたいと思います。
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