強迫性障害の家族と暮らす中で、「どう接すればいいのかわからない」
「自分の方が先に限界を迎えそう」そんなふうに感じていませんか?
私も、強迫性障害の夫と結婚してからの10年間、何度も心が折れそうになりました。
この記事では、妻が実際に経験してきたつらい日常と、自分の心を保つために実践してきた考え方や行動を同じように悩んでいる方にとって、少しでも参考になればとまとめてみました.。.:*
強迫性障害の夫との生活で起きた現実
夫の場合は、強い不安や強迫観念から始まりました。やがてそれは、日常生活に大きな影響を与えるようになりました。 例えば——
- シャンプーや化粧品など、香りのあるものが使えない
- 芳香剤や柔軟剤もNG
- 音楽番組やラジオがつけられない(車内は無音)
- 照明がまぶしく、買い物が難しい
- 腰痛や関節の痛み、めまいが続く
生活の中で、できないことが少しずつ増えていきました。正直に言うと、それに付き合う側は想像以上に大変でした。
香りを楽しむことも、音楽を聴くこともできない。好きだったハーブや花を飾ることもやめました。小さな楽しみが、ひとつずつ減っていく感覚でした。
妻のメンタルが限界に近づいたサイン
そんな生活が続く中で、私自身も少しずつ追い詰められていきました。
- 仕事でミスが増える
- 帰り道、理由もなく涙があふれる
- 車の中で大声を出してしまう
「このままだと危ないかもしれない」そう思ったのを覚えています。
でも同時に、「そう思えているうちは、まだ大丈夫」とも感じていました。
私が最初にやったこと|環境を変える
まずは、職場の上司に現状を伝えました。
それまでの勤務は、早番・遅番が混ざるシフトで、生活リズムが乱れがちでした。
そこに夫のフォローも重なり、心身ともに余裕がなくなっていたのです。
相談したことで、勤務形態を調整してもらえることになり、生活リズムが安定しました。
すると、不思議なほど気持ちにも余裕が生まれ、
夫に対しても少し優しく接することができるようになりました。
信頼できる人に話すことで救われた
次に、信頼できる友人に話を聞いてもらいました。
すべての人ではなく、これまで何でも話してきた数人だけです。
中には「別れた方がいいよ」と言う友人もいました。
きっと、逆の立場なら私も同じことを言っていたと思います。
でも私は、夫を一人にする選択はできませんでした。
それでも、自分の気持ちを言葉にして吐き出し、誰かに受け止めてもらえたことは、大きな救いでした。
家族に打ち明けて得られた安心感
悩みに悩んで、母にもすべてを打ち明けました。
正直、どんな反応が返ってくるのかとても不安でした。
でも母は、何一つ否定せず、私のことも夫のことも受け止めてくれました。その優しさに、心から救われました。
また、姉にも状況を伝えたことで、これまで無理をして断っていた家族の誘いについても、正直に話せるようになりました。
「理解してくれる人がいる」それだけで、こんなにも心が軽くなるのだと実感しました。
一人で抱えないために意識したこと
この経験の中で、私が大切だと感じたことがあります。
- 一人で抱え込まない
- 信頼できる人に頼る
- すべてを理解しようとしすぎない
- 無理なことは無理と認める
- 自分の楽しみも大切にする
完璧にやろうとすると、心が持たなくなります。
「できる範囲でいい」と思うことが、結果的に長く続ける力になりました。
それでも続けてこられた理由
振り返ると、何度も限界を感じてきました。
それでもここまで続けてこられたのは、「なんとかなるさ」そんな気持ちを、どこかで持ち続けていたからだと思います。 もちろん、辛い時間に気を取られがちですが、夫との楽しい会話の時間もいっぱいあります✨️ もともとの明るさや優しさに触れるたびに、
「そうだった、そこに惹かれたんだった」と思い出すこともあります。(ふふふ😊)
きっと、今よりもっと良くなっていくはず。そんな前向きな気持ちに、何度も救われてきました。
まとめ|自分の心を守ることも大切に
強迫性障害の家族と暮らす中で大切なのは
- 一人で抱え込まないこと
- 環境を整えること
- 自分の心を守ること
だと感じています。
結婚して10年。
今では、少しずつ穏やかな日常を過ごせるようになりました。
もちろん、これからも波はあると思います。
それでも、自分自身を大切にしながら、無理のない形で夫と向き合っていきたいと思っています。

やってはいけなかったNG行動の記事はこちら →してはいけなかった関わり方 接し方についてはこちらの記事に →強迫性障害の夫との接し方

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