はじめに|以前の妻は「完治」がゴールだと思っていた
夫が強迫性障害になった頃。
妻の頭の中にあったのは、「どうしたら治るんだろう。」それだけでした。
強迫性障害が治れば、元の生活に戻れる。
そう信じていました。
だから、この10年間は「きっと今より良くなるね」
そう、2人で言い聞かせながら乗り越えてきたんです。
少しずつ見えてきた希望
治療を続ける中で、夫は少しずつ安定してきました。
笑顔が増え、料理をするようになり、
ストレッチも続け、お猫さんのお世話もしてくれる。
何より嬉しかったのは、友達との連絡も苦痛じゃなくなったこと。
少しずつ、友達からの誘いに外に出られるようになったこと。
夫にも、以前は当たり前だった日常が少しずつ戻ってきている。 そう感じられたんです。
「もしかして治ったのかな😊」
そう思うくらい穏やかな日も増えてきました。
お薬が減ることも、大きな一歩
主治医の先生から、 夫のように症状が安定してくると、少しずつお薬を調整していくこともあると教えてもらいました。
病院へ通う間隔も、少しずつ空けられるようになることがあるそうです。
それを聞いた時、 「そんな日が本当に来るんだ😊」 と、とても嬉しかったんです。
もちろん、そこまでの道のりやペースは人それぞれ。
過度な期待は夫のストレスになってしまうので禁物ですね😅
でも、しっかり向き合って話を聞いてくれる主治医の言葉が、 妻の心に大きな希望と安心感をくれた気がしたんです。
その後、夫も主治医と相談しながら少しずつお薬を調整できるようになりました。
それだけでも、我が家にとっては大きな前進でした。
でも、まだ少し早かった
嬉しくなると、妻はすぐ期待してしまいます(笑)
せっかちな妻は「もう少し減らしてみたら?😊」
なんて夫に言ってしまうんです。
でも、実際に減らしてみると、やっぱり体調の悪化に…😅
「あ、まだ少し早かったね…」
そんなことを何度か繰り返しました。
その時、妻は思ったんです。
「完治はまだ先なのかもしれない。」
妻がガッカリしてしまうと、夫はきっと「うまくできなかった」
と落ち込んでしまいます😅
焦らず、夫のペースを見守ること!
この大切なことが、嬉しくなるとすぐ頭から抜けてしまう妻。
「焦らず、夫のペースを見守る!」を、今も妻の課題にしております(笑)

完治だけを見なくなった妻
完治を諦めたわけではありません。
もちろん、いつかお薬がなくなったら嬉しい。
通院が終わったら嬉しい。
その気持ちは今も変わりません。
でも、一つだけ変わったことがあります。
「治った」というゴールだけを見なくなったこと。
「なんか楽しい時間が増えた😊」
そう思える今の毎日も、大切にできるようになりました。
穏やかな日常を積み重ねながら、 その先にある完治を目指せたら。
今生きている時間に目を向けられるようになってから、
多少落ち込む事があっても、
落ち着いて対処できるようになりました。
それは、夫も妻も。
「穏やかな日常」も幸せだと思えた
以前は、「もっと良くなったら」「これができるようになったら」と、 少し先の未来ばかり見ていました。
でも今は違います。
一緒にご飯を食べる。
海へ行く。
お猫さんと笑う。
夫が料理を作ってくれる。
妻を気遣ってくれる。
そんな普通の日常が、とても幸せだと思えるようになりました。
夫の力を信じていて良かった
妻はずっと思っていました。
「夫にはまだ力がある。」
「なんだかわからないけど惹かれるのにはきっと夫の見えないポテンシャルがあるからなんだ?!」
と淡い期待をもってみたり(笑)
強迫性障害があっても、夫らしさはなくなっていない。
そして今、夫は「妻が喜ぶことをしたい😊」
そう言ってくれるようになりました。
料理も、家のことも、
自然とやってくれるようになりました。
あの頃、信じ続けたことは、間違っていなかったんだと思えたんです。
まとめ|目標は一つじゃなくてもいい
今でも、「強迫性障害を治したい」という気持ちはあります。
でも、治すことだけを見ながら毎日を過ごす必要はないんだと気づきました。
穏やかな毎日を積み重ねること。
笑える時間を増やすこと。
支え合える夫婦になること。
我が家にとって、毎日を穏やかに過ごせる環境を整えることも、大切な目標になりました。
その先でまた、
「あの頃より、こんなこともできるようになったね😊」
そう思える日が、少しずつ増えていくんだと思います。
完治だけを見ていた頃の妻は、いつも少し先の未来を見ていました。
でも今は、夫と過ごしている“今日”にも目を向けられるようになりました。
昨日よりじゃなくてもいい。 あの頃より、ちょっと前に進めていたら。
今は、それだけで花丸💮な気持ちになれます😊
これからも、穏やかな日常を大切にしながら、夫婦でゆっくり歩いていきたいと思っています🍀
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