夫の強迫性障害の症状が強かった頃。
妻は、夫が難しそうにしていることを代わりに行ったり、
「無理しなくていい」
と声をかけたりしていました。
目の前で苦しんでいる夫を放っておけなかったんです。
でも、手伝うたびに、
「私の接し方は、夫を甘やかしているだけなのかな……」
という迷いもありました。
さらに友達から、
「甘やかしすぎだよ!」
「もっといろいろやらせたほうがいい」
と言われ、自分の接し方が分からなくなったこともあります。
この記事では、夫を手伝うたびに迷い、時には先回りしすぎたり、余裕をなくしてネチネチ言ったりしていた妻が、夫から実際に聞いた答えを振り返ります。
「甘やかしているだけなのかな」と迷っていた
夫の不安が強い時には、負担を減らす。
難しそうにしていることは、妻が代わりに行う。
当時の妻には、それが必要な手助けに思えました。
でも、手伝った後には、
「また妻がやってしまった」
「少し待てば、夫が自分でできたかもしれない」
と考えることもありました。
妻が手を出すことで、夫が自分でできることまで奪っているのではないか。
妻の中には、
「夫は本当はもっとできる人」
という思いもありました。
夫は真面目で優しい人です。
でも、もともとの性格はお調子者(笑)
欲しい物はすぐ欲しがるし、懲りないところもあります😅
だから妻は、夫が難しそうにしている時にも、
「本当にそこまで無理なの?」
「妻が先回りしすぎていない?」
と迷っていました。
症状によって難しいことと、夫婦の間での甘えを、妻にはきれいに分けられなかったんです。
どこまで手伝い、どこから夫本人に任せるかについては、こちらの記事に詳しく書いています👇
友達から「甘やかしすぎだよ!」と言われた
当時、妻は友達に夫のことを相談することがありました。
すると、
「甘やかしすぎだよ!」
「もっといろいろやらせたほうがいい」
と言われることがありました。
夫は普段、外では明るく振る舞おうとしていたので、周りから見れば、
「ただ怠けているだけなんじゃない?」
そんなふうに見られてしまうこともありました。
でも、家の中で困惑している夫の姿を何度も見ていた妻には、そう見られてしまうことが少し悲しかったんです。
とはいえ、自分が友達の立場だったら、同じようなことを言っていたかもしれません。
夫と一緒に暮らしている妻にしか見えていない姿もある。
その一方で、
「周りから見れば、やっぱり甘やかしているのかな」
と、自分の接し方に自信が持てなくなりました。
手を出しすぎた後は、ネチネチ言ってしまった
夫が困っていると、妻は放っておけずに手を出す。
その後で、
「また妻がやってしまった」と悩む。
妻自身に余裕がなくなると、
「もっとこうしたら?」
「ちゃんと考えてる?」
「またそれ欲しいの?😅」
と、ネチネチ言ってしまうこともありました。
すると夫は、妻には申し訳なさそうに見える様子で、
「ごめんね😅」と謝るんです。
それなのに、しばらくするとまた同じようなことが起こる(笑)
逆に尊敬レベルです😂
妻は何でも上手に支えられていたわけではありません。
先回りして手を出したり、その後でイライラしたり。
そんなやり取りを何度も繰り返していました。
夫の「ごめんね」を聞き続けていた頃の妻の気持ちは、こちらの記事に書いています👇
▶「強迫性障害の夫が『ごめんね』を繰り返していた頃|聞き続けた妻のつらさ」
「無理しなくていい」をどう感じていたのか夫に聞いた
以前の妻は、
「休ませすぎたらダメかな」
「このままで大丈夫かな」
と不安に思いながらも、夫へ、
「無理しなくていい」
と声をかけていました。
でも後になって、
「あの言葉も、夫を甘やかしていただけだったのかな」
と気になることがありました。
そこで最近、夫本人へ聞いてみたんです。
「“無理しなくていい”って言われて、つらかったことある?」
すると夫は、
「つらいことはなかったよ😊」
「安心していいんだって思えてた」
と答えました。
そして最近も、
「僕、安心が好きよ。ヒヤヒヤは嫌い(笑)😊」
と話しています。
その答えを聞いて、妻の罪悪感は少し軽くなりました。
妻がしてきたことのすべてが正しかった、ということではありません。
「無理しなくていい」と言えば、何でもよかったわけでもありません。
妻が不安を消したくて何度も夫を安心させようとしたことや、確認に付き合いすぎたことについては、今も振り返ることがあります。
「大丈夫だよ」と答え続けていた頃の詳しい体験は、こちらの記事に書いています👇
▶「強迫性障害の夫に『大丈夫だよ』と言い続けていた頃|安心させたい妻の葛藤」
それでも、夫本人から当時の答えを聞けたことは、妻にとって大きなことでした。
今も「支える」と「甘やかす」は簡単に分けられない
今の妻も、「支えること」と「甘やかすこと」を、はっきり二つに分けられるとは思っていません。
夫の様子も、妻の余裕も、その時によって違います。
手を出しすぎることもあります。
反対に、余裕をなくしてネチネチ言うこともあります(笑)
現在の夫も、まだまだ「困った君」です。
真面目で優しいけれど、お調子者なところも、欲しがりなところも、懲りないところもあります。
妻もそのたびに、寄り添ってみたり、ちょっと活を入れてみたり……😅
まとめ|夫の答えを聞いても、正解はまだ分からない
夫の、
「安心していいんだって思えてた」
という言葉を聞いて、妻の罪悪感は少し軽くなりました。
それでも、「支えること」と「甘やかすこと」を、今も簡単には分けられません。
甘やかしすぎると夫はすぐに調子に乗るし、現在もまだまだ「困った君」です(笑)
妻もその都度、寄り添ってみたり、イヤミを言ってみたり……😅
今でも、「これは支えてる?それとも甘やかしてる?」と迷うことはあります。
きっとこれからも、お互い上がったり下がったりしながら、その都度ちょうどいいところを探していくんだと思います😊🍀

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