強迫性障害の家族はどう接する?|夫と10年暮らした妻の体験談

🧠 強迫性障害との向き合い方

はじめに 「どう接するのが正解なの?」と悩んでいた

夫から強迫性障害だと打ち明けられた時、妻は正直、強迫性障害という言葉すら知りませんでした。

結婚してから初めて知ることもたくさんありました。

確認行為、こだわり、不安、パニック、予定変更への苦手さ。

「どうして普通にできないんだろう」 「どこまで手伝えばいいんだろう」                                             「このままで大丈夫なのかな」

当時は誰にも相談することも出来ずに答えのない悩みばかりでした。

でも10年一緒に暮らして、今思うことがあります。

それは、家族にも夫婦にも、それぞれの形があるということでした。

「大丈夫だよ」と言い続けていた頃

最初の頃の妻は、とにかく夫を安心させたい一心でした。

不安にならないように。 苦しまないように。

妻に出来ることが何なのか?!

とにかく必死に考えていました。

でも、ただ安心させるだけが支えになるわけではないことも、少しずつ知っていきました。

強迫性障害の夫に「大丈夫だよ」と言い続けていた頃|安心させたい妻の葛藤

「甘やかしているのかな」と悩んだ日々

手伝うことと、甘やかすことの境界線。

家族だからこそ、どこまで助ければいいのか分からなくなりました。

「もっと頑張れるんじゃない?」 「本当にそこまで辛いの?」

そんな気持ちになったこともあります。

でも、苦しんでいる姿を見れば放っておくこともできませんでした。

だって、大切な家族なんですから…

強迫性障害の夫と暮らして「甘やかしているのかな」と悩んでいた頃

妻が一番苦しかった「いつ?」

妻が一番苦しかったことのひとつは、仕事でした。

「いつになったら働けるようになるの?」

終わりの見えない不安は、妻自身の心も追い詰めていきました。

この不安が妻の体力と気力を大きく消費する要因だったのは間違いありません。

強迫性障害の夫の仕事復帰はいつ?|妻が一番苦しかった「いつ?」との戦い

夫婦なりの距離感を見つけるまで

全部手伝うことでも、全部突き放すことでもない。

「程よく見守る」

そんな距離感を見つけるまで、本当に長い時間がかかりました。

夫の出来ることに目を向けること…

たったそれだけで生活がこんなに変わっていくんだ😊って思えたんです。

強迫性障害の家族はどこまで手伝う?|妻が悩んだ境界線

夫が教えてくれた「好き」の力

以前の妻には理解できませんでした。

「仕事はできないのに、どうしてサーフィンはできるの?」

でも今は、夫にとってサーフィンは、心を保つための大切な時間だったのだと思っています。

本当に悩ましい課題ではありました。 

このエピソードでも、もしかしたら呆れてしまう方もいるかもしれません。

でも、夫が10年もの間、大好きなサーフィンを続けてきた姿を見て、

 “好きなこと”がこんなにも人を支える力になるんだと、妻は気づきました。

そして同時に、夫に対して尊敬の気持ちを持っていたのも事実なんです😊

大好きなサーフィンだけは諦めなかった夫|妻が気づいた“好き”の力

今の我が家の形

今の夫は、外で働くことはしていません。

でも、家族としての役割を見つけています。

料理、洗濯、お風呂掃除、お猫さんのお世話。

妻は外で働き、夫は家を支える。

それが今の我が家の形です。

よそはよそ、うちはうち。

そう思えたことで気持ちがとても軽くなったこと。

それはあたりまえのようで、なかなか当たり前にできない大切な一歩だったと思います。

強迫性障害の夫と家事分担|我が家が見つけた役割の形

まとめ|正解ではなく、夫婦に合う形を探していく

10年前の妻は、「どう接するのが正解なのか」をずっと探していました。

でも今思うことは、正解を探すことよりも、その時の夫婦に合う形を探し続けることが大切だったということです。

もちろん、今でも夫は困った君です(笑)

お調子者で、欲しがりさんで、妻のツッコミどころは満載です😅

でも、そんな夫だからこそ、笑える日が増えた今があります。

まだ、人生の途中経過だと思うんです。

この先、また振り返った時に、
「いろいろあったけど、夫婦で成長したね😊」
そう笑って話せる出来事が、少しずつ増えていったら嬉しい。

苦しかった時間も、悩み続けた時間も、 いつか我が家にとって、かけがえのない思い出に変わっていくのかもしれません。

今の妻は、そんなふうに前向きに考えられるようになりました。

もし今、同じように、                                               「どう接したらいいの?」 「このままでいいの?」 と悩んでいる方がいたら、                                       我が家の10年間の体験が、少しでも心を軽くするヒントになれたら嬉しいです🍀

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