強迫性障害の夫と家事分担|「でも仕事は…」と悩んだ妻が見つけた我が家の役割

🧠 強迫性障害との向き合い方

強迫性障害の症状が強かった頃。

我が家では、家事分担や夫婦の役割について悩むことがよくありました。

妻はフルタイムで働き、夫は外で働くことが難しい時期が続いていました。

それなら、夫には家のことをしてもらえばいい。

今なら、そう考えられます。

でも結婚初期の頃は、家事をお願いしても思うようには進みませんでした。

夫が少しずつ家のことをするようになっても、妻の中には、

「でも仕事は……」

という気持ちが残っていたんです。

当時の妻は、外で働くことこそが、家族の中で役割を持つことだと強く考えていました。

この記事では、夫へほとんど家事を頼めなかった頃から、現在の「妻が外で働き、夫が家のことを担う」という我が家の形にたどり着くまでを振り返ります。

結婚初期は、夫へほとんど家事を頼めなかった

結婚初期の頃、夫は本当に家事へ参加してくれませんでした。

洗濯を頼んでも、

「お昼からでもいいかな」

という返事😅

妻が出勤する時にごみを出してしまった方が早く、ごみ捨ても妻がしていました。

夫がしてくれていたのは、お風呂掃除くらいだったと思います。

それも、

「自分がお風呂に入るから……」

という感じでした😓

妻は外で働き、帰宅してから家のこともする。

夫が家にいても、妻がやらなければならないことは、なかなか減りませんでした。

毎日の中で、イライラすることもありました。

それと同じくらい、半分呆れたような気持ちにもなっていたんです。

「症状なの?それとも甘えなの?」と悩んでいた妻

当時の妻には、夫が家事をできないことが強迫性障害の症状によるものなのか、それとも甘えているのか、正直分かりませんでした。

夫が苦しんでいることは分かっていました。

でも、妻にも仕事や家事があり、余裕がなかったんです。

「どうして妻ばかりがやらなきゃいけないの?」

そんな不満がたまることもありました。

そして時々、

「私、騙されちゃってるんじゃ?!」

なんて考えたこともあります😅

今では夫婦で笑って話せることもありますが、当時の妻は本気でそう思っていました。

病気だから仕方がないと思おうとする気持ち。

それでも、少しくらい手伝ってほしいと思う気持ち。

どちらも妻の本音でした。

夫を「甘やかしているのかな」と悩んでいた当時の気持ちは、こちらの記事にも書いています👇

▶「強迫性障害の夫を「甘やかしてるのかな」と悩んでいた頃|妻が今思うこと」

夫が少しずつ家のことをする場面が増えた

そんな夫も、ずっと何もしていなかったわけではありません。

すぐに何でもできるようになったわけではありませんが、少しずつ家のことをする場面が増えていきました。

食事を作ること。

洗濯をすること。

お風呂を掃除すること。

お猫さんのお世話をすること。

妻が仕事へ行っている間に、夫が家のことを担当する日も増えていったんです。

それまで妻が仕事前にしていた洗濯を、夫が朝にしてくれるようになった頃。

夫が、

「これを仕事前にやってたなんて大変だったよね」

と話したことがありました😅

そして、家のことをする中で、

「今まで何も出来なくてごめんね」

「いままでいっぱいやってくれてありがとう」

そう妻へ伝えてくれることもありました。

夫が「俺、何かできることあるのかな」と初めて話した頃の出来事は、こちらの記事に詳しく書いています👇

▶「強迫性障害の夫から初めて聞いた「何かできることある?」|妻が驚いた日」

家事をしてくれても「でも仕事は……」と思っていた

夫が家のことをしてくれるようになっても、妻はすぐに素直に喜べたわけではありません。

家事をしてくれた。

洗濯もしてくれた。

ご飯も作ってくれた。

それでも妻の中には、

「でも仕事は……」

という気持ちが残っていました。

当時の妻は、

「家族を支える=外で働くこと」

という考えが強かったのだと思います。

夫が家のことをしてくれても、

「いつ仕事に戻れるの?」

「この先の生活はどうなるの?」

という不安は消えませんでした。

笑顔で話す時間や、一緒に食事をする楽しい時間も、もちろんありました。

それでも心の隅では、いつも仕事のことが気になっていたんです。

親や友人にも相談できず、誰かに頼ることもできない。

妻自身も、将来への不安でいっぱいでした。

夫の仕事復帰を待ちながら、「いつ?」という気持ちに苦しんでいた頃についてはこちらです👇

▶「強迫性障害の夫の仕事復帰はいつ?|妻が一番苦しかった「いつ?」との戦い」

家計だけでなく、世間体も気になっていた

綺麗事だけでは、暮らしていけないこともあります。

家計のことを考えれば、夫が外で働いてくれたら助かる。

その気持ちは、今でもあります。

でも当時の妻が気にしていたのは、お金のことだけではありませんでした。

世間体も気になっていたんです。

妻が外で働き、夫が家にいる。

周りからどう見られるのだろう。

夫婦として、このままでいいのだろうか。

そんなことを考えていました。

夫自身も、今でも外で働いていない自分を、

「恥ずかしい」

と話すことがあります。

だから、すべての迷いがなくなったわけではありません。

夫婦ともに、今の形を最初から自然に受け入れられたわけではなかったんです。

「よそはよそ。うちはうち」と考えるようになった

夫が実際に家のことをしている姿や、夫の言葉を日々の暮らしの中で見聞きしてきました。

そして時間をかけながら、

「よそはよそ。うちはうち」

と考えるようになっていったんです。

外で働く人。

家のことをする人。

一般的にどちらが正しいということではなく、その時の我が家で、それぞれが担当できることをする。

今は、そんな形でもいいのではないかと思っています。

夫が外で働ける時が来たら、また役割が変わることもあるかもしれません。

ずっと今のままと決めているわけでもありません。

その時の夫婦に合わせて、役割を考え直してもいい。

今では、そう思えるようになりました。

妻が外で働き、夫が家のことを担う現在

現在の我が家では、妻が外で働き、夫が家のことを担当しています。

以前は夫自身が拒んでいた「専業主夫」という形が、今の我が家の役割になっています。

夫が洗濯や掃除をしてくれる。

妻が大変そうな時には、

「妻ちゃん大変だから料理やってみようかな……」

と話すこともあります。

夫がご飯を作ってくれた日に、妻が初めて心から「助かった」と感じた出来事はこちらです👇

▶「「助かった」と心から思えた日|支える側だった妻が、初めて支えられた話」

そして、夫が家にいることで、お猫さんが長い時間ひとりで過ごさずに済むことも、妻にとっては安心です。

妻が仕事へ行っている間、ごはんやおトイレのお世話を夫へお願いできます。

夫がお猫さんのお世話へ参加していった詳しい過程は、こちらの記事に書いています👇

▶「お猫さんがくれた変化|強迫性障害の夫がお世話に参加していった日々」

今の我が家では、妻が外で働き、夫が家の中を支える。

これが、現在の役割の形です。

もちろん、この形をほかの家庭にも勧めたいわけではありません。

家計への不安がなくなったわけでも、夫の「恥ずかしい」という気持ちがすべて消えたわけでもありません。

ただ、我が家では今、この形で暮らしています。

まとめ|夫婦で見つけた、今の我が家の役割

夫が少しずつ家のことをするようになっても、妻の中には長い間、

「でも仕事は……」

という気持ちが残っていました。

家計のことだけでなく、世間体も気になっていたんです。

現在の我が家では、妻が外で働き、夫が家のことを担当しています。

以前は夫自身が拒んでいた「専業主夫」という形が、今の我が家の役割になっています。

それでも、夫が、外で働いていない自分のことを「恥ずかしい」と話すことは今もあります。

すべての迷いがなくなったわけではありません。

ただ、妻は以前より、

「よそはよそ。うちはうち」

と思えるようになりました。

外で働くことだけではなく、家のことを担当するのも、今の我が家を支える役割の一つ。

悩みながら考えてきた結果、私たちは現在この形で暮らしています。

これから先、夫が外で働くようになったり、妻の働き方が変わったりすれば、役割も変わるかもしれません。

その時はまた夫婦で話しながら、その時の我が家に合う形を探していきたいと思います😊🍀

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